Jw_cadの使い方をまとめてみました。

Jw_cadの印刷設定ガイド!印刷範囲の変更やカラー・モノクロ指定のやり方

Jw_cadの印刷範囲設定についてお探しですね。

広告

Jw_cadで図面を印刷するときの設定方法を分かりやすく解説

Jw_cadで図面を作るのは慣れてきたけど、いざ印刷しようとすると「あれ?範囲がずれてる」「用紙に収まらない」「カラーで印刷したいのに白黒になる」「線が薄くて見えにくい」といった困りごとに直面する人は多いです。

Jw_cadの印刷は、WordやExcelのような文書ソフトとはちょっと違っていて、**印刷前に画面に表示される赤い枠を見ながら、範囲や大きさ、色、線の太さなどを調整する**のが基本的な流れになります。

この記事では、Jw_cadの印刷設定について、印刷範囲の変え方からカラー・モノクロの切り替え、PDF出力、よくある失敗ポイントまで、初めての人にも分かりやすく説明していきます。

Jw_cadの印刷の基本的な流れと、赤い枠の見方

Jw_cadで図面を印刷するには、まず印刷したい図面を開いて、画面上のメニューから「ファイル」→「印刷」を選びます。

右側のツールバーにある「印刷」ボタンを押しても同じことができますし、キーボードの「Ctrl」を押しながら「P」を押すという方法もあります。

最初に出てくる印刷の画面では、使うプリンターや用紙のサイズ、何枚印刷するかなどを設定します。

ここで「OK」を押すと、普通のソフトならすぐに印刷が始まりそうですが、**Jw_cadではまだ印刷されません**。

作図画面に戻ると、図面の上に**赤い枠**が表示されます。

この赤い枠が、Jw_cadでの「印刷プレビュー」みたいなものです。

別の画面で完成イメージを見るのではなく、図面の上に「この範囲が印刷されますよ」という枠が重なって表示される仕組みになっています。

だから、**赤い枠の中に必要な図形や文字がちゃんと収まっているか**を必ず確認してから印刷することが大切です。

印刷する前には、用紙のサイズと向き(縦か横か)もチェックしておきましょう。

画面下に表示されるコントロールバーの「プリンタの設定」から、A4やA3などの用紙サイズや、縦向き・横向きを変更できます。

図面が横長なのに用紙が縦向きのままだと、図面の一部が切れてしまったり、変なところに余白ができたりします。

Jw_cadでは、赤い枠の向きとプリンター側の用紙の向きが別々の設定になっているので、ここを混同しないように注意してください。

基本的な流れをまとめると、こんな感じです。

1. 印刷コマンドを実行する
2. プリンターと用紙を選ぶ
3. 赤い印刷枠を確認する
4. 必要に応じて範囲や大きさを調整する
5. 印刷ボタンで出力する

慣れないうちは、いきなり本番用の用紙に印刷せず、PDFで出力したり、普通紙で試し刷りしたりすると失敗を減らせます。

特に建築図面のように縮尺が重要な図面では、見た目だけでなく、指定した縮尺や倍率で出力されているかも確認してくださいね。

印刷範囲の変え方:赤い枠を動かして調整しよう

Jw_cadで印刷範囲を変えたいときは、印刷コマンドを実行した後に画面下に表示される「範囲変更」というボタンを使います。

赤い枠が図面からずれているときや、図面の一部だけを印刷したいときに使う機能です。

「範囲変更」をクリックすると、マウスを動かすと赤い枠も一緒に動くようになります。

印刷したい位置でクリックすると、そこに枠を配置できます。

だいたいの位置でいい場合は左クリック、端っこや角などにぴったり合わせたい場合は右クリックを使うと、より正確に配置できます。

印刷範囲をきれいに合わせるには、「基準点」という考え方も知っておくと便利です。

基準点とは、**赤い枠のどの部分を基準にして配置するか**を決める設定のことです。

たとえば初期状態では左下が基準になっていることが多いですが、図面を用紙の真ん中に配置したい場合は「中・中」という基準点に変更すると扱いやすくなります。

基準点は「左・中・右」と「上・中・下」の組み合わせで考えると分かりやすいです。

**倍率の設定**も印刷範囲を調整するうえで大事なポイントです。

Jw_cadでは、100%でそのままの大きさ、200%で2倍、50%で半分の大きさといったように印刷倍率を指定できます。

ただし注意したいのは、図面を用紙に収めるためだけに倍率を変えると、**縮尺が変わってしまう**という点です。

社内で確認するだけの図面なら縮小印刷でも問題ないことが多いですが、提出用の図面や実際の工事で使う図面のように寸法確認が必要な場合は、指定された縮尺を守って印刷する必要があります。

また、印刷枠の向きが合わない場合は、コントロールバーの「回転」を使って0°、90°、−90°を切り替えられます。

ただし、ここで回転するのは印刷枠であって、プリンターの用紙設定そのものではありません。

– 用紙を横向きにしたい → 「プリンタの設定」で用紙方向を変更
– 図面に対する枠の向きを変えたい → 「回転」を使う

と考えると混乱しにくくなります。

印刷がずれる原因の多くは、用紙サイズ、用紙の向き、赤い枠の位置、倍率のどれかが合っていないことです。

印刷範囲を調整するときは、次の順番で確認すると効率的です。

1. 用紙サイズと向きが目的に合っているか確認する
2. 赤い枠の中に必要な図面が収まっているか見る
3. 「範囲変更」と「基準点」で配置を整える
4. 縮尺が重要な図面では倍率を不用意に変えない
5. 最後に試し印刷またはPDFで仕上がりを確認する

この流れを習慣にすると、「右端だけ切れる」「図面が片側に寄る」「縮尺が合わない」といった印刷トラブルを防ぎやすくなります。

Jw_cadの印刷は最初こそ独特に感じますが、赤い枠を基準に考えれば操作の意味が分かってきますよ。

カラー印刷・モノクロ印刷の切り替えと、線の色や太さの調整

Jw_cadでカラー印刷とモノクロ印刷を切り替えるには、印刷コマンドを実行した後に画面下に表示される「カラー印刷」というチェックボックスを確認します。

チェックを入れるとカラー印刷、チェックを外すと白黒での印刷になります。

図面を作るときに線の色を分けていても、**カラー印刷にチェックが入っていなければカラーでは出力されません**。

色分けした設備図や配線図をそのまま印刷したい場合は、このチェックを忘れないようにしましょう。

逆に、提出用や確認用ではモノクロ印刷が求められることも多いです。

モノクロで印刷したい場合は、Jw_cad側の「カラー印刷」のチェックを外す方法に加えて、プリンターのプロパティ側で「白黒」「グレースケール」「モノクロ」などを指定する方法もあります。

プリンターによって設定名が違うので、Jw_cad側で白黒にしたつもりでも色味が残る場合は、プリンターの詳細設定も確認してみてください。

作図するときの線の色と、印刷したときの色を変えたい場合は、「基本設定」の中にある色やプリンタ出力に関する項目を調整します。

Jw_cadでは、線色1〜線色8などに対して、印刷時の色や線の太さを設定できます。

たとえば、画面では見やすいように赤・青・緑で色分けしておいて、提出用の印刷では黒の濃淡や線の太さで表現する、といった使い分けも可能です。

**線の太さの設定**も、読みやすい図面を印刷するうえでとても重要です。

画面上では同じように見える線でも、印刷すると細すぎて見えにくかったり、太すぎて文字や寸法線がつぶれたりすることがあります。

特に大きな図面を印刷するプロッターなどを使う場合、細い線は想像以上に薄く出ることがあります。

仕上がりに違和感がある場合は、基本設定の「色・画面」や「プリンタ出力要素」に関する設定で、線色ごとの線の太さを調整してから再度印刷してみましょう。

カラー・モノクロ指定で確認したいポイントをまとめます。

– カラーで出したい場合は「カラー印刷」にチェックを入れる
– 白黒にしたい場合は「カラー印刷」を外し、必要に応じてプリンター側もモノクロにする
– 画面の線の色と印刷時の線の色は別々に設定できる
– 線が薄い・太い場合は線の太さの設定を見直す
– 提出用図面では、色よりも線の見やすさと読みやすさを優先する

Jw_cadの印刷では、「画面で見えている通りに出る」とは限りません。

画面表示は作図しやすさを優先して、印刷設定は出力時の見やすさを優先する、という考え方を持つと設定しやすくなります。

特に複数人で図面を共有する場合は、線の色や太さのルールをあらかじめ決めておくと、印刷品質のばらつきを抑えられます。

PDF出力・連続印刷・印刷トラブルを防ぐ実務のコツ

Jw_cadの図面は、紙に印刷するだけでなく**PDFファイルとして出力する**こともできます。

PDF化しておくと、Jw_cadが入っていないパソコンでも図面を見られますし、メールで送ったり社内で共有したりするのも簡単になります。

PDF出力を行う場合は、CubePDFなどのPDF作成ソフトや、Windowsに最初から入っているPDF出力機能をプリンターとして選んで、普通の印刷と同じ流れで出力します。

プリンター名の一覧からPDF出力用のものを選んで、用紙サイズや向きを設定してから印刷すれば、紙ではなくPDFファイルとして保存できます。

PDF化する際も、**赤い枠の確認は紙印刷と同じように重要**です。

PDFは後から拡大縮小して見られるので、多少のズレに気づきにくいことがありますが、提出用のデータでは用紙サイズや縮尺が合っていないと問題になります。

「A3で作ったつもりがA4のPDFになっていた」「横向きの図面なのに縦向きで出力されて余白が大きくなった」という失敗はよくあります。

PDF出力後は、ファイルを開いて用紙サイズ、向き、図面の収まり具合を確認しましょう。

複数の図面をまとめて印刷したい場合は、連続印刷に関する機能も便利です。

Jw_cadでは、保存済みの図面ファイルを対象に連続して印刷できる設定があります。

ただし、編集中でまだ保存していない図面は対象外になる場合があるので、連続印刷の前には各ファイルを保存しておくことが大切です。

また、図面ごとに用紙サイズや縮尺が違う場合は、すべて同じ条件で印刷してよいのかを事前に確認してください。

まとめて印刷できる反面、設定ミスがあると複数枚を一度に失敗する可能性があります。

印刷トラブルを防ぐには、**設定を一つずつ切り分けて確認する**姿勢が役立ちます。

– 図面が切れる → 印刷範囲と用紙サイズを確認
– 色が出ない → カラー印刷チェックとプリンター設定を確認
– 線が薄い → 線の太さとプリンター品質を確認
– 画像が出ない → 画像データの参照状態や貼り付け方法を確認

Jw_cadの印刷設定だけでなく、プリンタードライバー側の設定が影響していることもあるので、Jw_cad内の設定を変えても改善しないときはプリンターのプロパティも見直してみましょう。

実務では、印刷設定を毎回ゼロから調整するよりも、**用途ごとの基準を決めておく**と効率的です。

たとえば次のような感じです。

– 社内確認用 → A3・モノクロ・縮小可
– 提出用 → 指定用紙・指定縮尺・線の太さ確認済み
– 色分け確認用 → カラーPDFで共有

目的別に印刷ルールを決めておくと迷いが減ります。

Jw_cadの印刷は、赤い枠、倍率、色、線の太さ、プリンター設定の関係を理解すれば安定して扱えるようになります。

最初は試し印刷を挟みながら、自分の環境に合った設定を見つけていくことが、きれいで正確な図面出力への近道です。


広告

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry