Jw_cadの使い方をまとめてみました。

Jw_cad「アンドゥバッファがいっぱいです」「メモリが不足」エラーの解消法

Jw_cadのアンドゥバッファがいっぱいですエラーの対処法をお探しですね。

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Jw_cadで「アンドゥバッファがいっぱいです」「メモリが不足しています」が出たときの対処法

Jw_cadで作図していると、突然「アンドゥバッファがいっぱいです」とか「メモリが不足しています」というメッセージが出ることがあります。

こんなエラーが表示されると、「図面が壊れちゃった!?」「保存できなくなるんじゃ…」と不安になりますよね。

でも安心してください。

これらのエラーは、Jw_cadが操作の履歴や図面データを処理するための作業スペースを使い切りそうになっているサインです。

原因をきちんと見極めれば、設定を変えたり、図面データを整理したり、Windowsの環境を見直したりすることで改善できることがほとんどです。

この記事では、エラーの意味から、今すぐできる対処法、そして再発を防ぐための設定まで、順番に分かりやすく説明していきます。

1. エラーメッセージの意味を知ろう

「アンドゥバッファがいっぱいです」って何?

Jw_cadの「アンドゥ」というのは、直前の操作を取り消して元に戻す機能のことです。

線を引いたり、消したり、移動したり、コピーしたり…こういった操作を後から「やっぱりやめた!」と戻せるように、Jw_cadは作業内容を一時的に記憶しています。

この記憶しておく場所が「アンドゥバッファ」です。

「アンドゥバッファがいっぱいです」と表示されるのは、取り消し操作の履歴を保存するスペースが上限に達してしまった状態です。

つまり「これ以上、操作履歴を覚えておけません」というお知らせなんですね。

「メモリが不足しています」の正体

一方、「メモリが不足しています」というメッセージは、必ずしもパソコン全体のメモリが足りないという意味だけではありません。

Jw_cadが処理できる作業領域が足りなくなっていたり、図面データが重すぎたり、貼り付けた画像や複雑な模様(ハッチング)の処理で負荷がかかっていたりする場合にも出てきます。

特に大きな図面を長時間編集し続けていると、アンドゥの履歴や一時的なデータがどんどん積み重なって、保存や編集のタイミングでエラーが出やすくなります。

図面が壊れたわけじゃない!

ここで大事なポイントがあります。

エラーが出たからといって、すぐに図面データが壊れてしまったわけではありません。

ただし、同じ重い操作を何度も繰り返したり、無理に作業を続けたりすると、Jw_cadがフリーズしたり強制終了してしまう可能性があります。

まずは作業をいったん止めて、保存できる状態を確保することが最優先です。

エラーの正体を「操作履歴や図面処理の負荷が限界に近づいているサイン」と考えると、落ち着いて対処できますよ。

2. エラーが出たら、まずこれをやろう!

大きな編集作業はストップ!

作業中にエラーメッセージが表示されたら、まず大きな編集操作を続けないことが大切です。

たとえば、範囲選択で大量の図形を移動したり、重い画像を貼り付けたり、複雑なハッチングを追加したりする処理は、さらにメモリを消費してしまいます。

まずは別名で保存してみよう

最初に試してほしいのは、今開いている図面を**別名で保存**することです。

上書き保存だと不安定な場合があるので、「図面名_退避用.jww」みたいに分かりやすい名前を付けて、デスクトップやドキュメントフォルダなど、パソコン本体の分かりやすい場所に保存しましょう。

保存先に注意!

保存するときに気をつけたいのが保存先です。

ネットワークドライブ、NAS、USBメモリ、OneDriveやDropboxなどのクラウド同期フォルダへ直接保存するのは、この状況では避けた方が安全です。

これらの保存先は、通信待ちや同期処理、セキュリティチェックなどが重なって、フリーズの原因になることがあります。

まずはパソコン本体のストレージ(CドライブやDドライブ)に保存して、作業が終わってから共有フォルダやクラウドにコピーする流れにすると、トラブルを減らせます。

すぐに試せる緊急対処まとめ

– 図面を別名でローカル保存する
– Jw_cadをいったん終了して、再起動してから開き直す
– ブラウザ、Excel、PDFビューアなど、使っていないアプリを閉じる
– どうしても保存できない場合は、全選択して新規図面にコピーして、別ファイルとして保存する

Jw_cadを再起動してみよう

Jw_cadを長時間起動したまま作業していると、アンドゥの履歴や一時的な処理情報がどんどん溜まって、動作が重くなることがあります。

無事に保存できたら、一度Jw_cadを終了して、Windows側でも不要なアプリを閉じてから、もう一度作業を始めると安定しやすくなります。

もし強制終了してしまったら…

万が一、強制終了してしまった場合は、図面を保存していたフォルダ内の「.bak」ファイルや自動保存ファイルを確認してください。

拡張子を「.jww」に変更すると開ける場合があり、直前の作業を復旧できる可能性があります。

3. アンドゥの設定を見直してみよう

アンドゥ回数の設定を確認

「アンドゥバッファがいっぱいです」が頻繁に出る場合は、Jw_cadの設定でアンドゥに関する項目を見直してみましょう。

バージョンによって少し違いますが、一般的には「設定」メニューの「基本設定」の中に、アンドゥ回数や操作の取り消しに関する設定があります。

アンドゥ回数を多く設定していると、「たくさん前の操作まで戻れる!」という安心感はありますが、その分だけ履歴を保存するためのメモリもたくさん使います。

実務では「こまめな別名保存」がおすすめ

実際の仕事では、アンドゥ回数を極端に多くするよりも、適度な回数に抑えて、こまめに別名保存する方が安定します。

たとえば、大きな編集を始める前に「図面名_修正前.jww」として保存して、編集後に「図面名_修正後.jww」として保存すれば、アンドゥに頼りすぎなくても作業を戻せます。

Jw_cadのアンドゥ機能はとても便利ですが、すべての履歴を無制限に保存するためのものではありません。

大きな図面ほど、保存ファイルを段階的に分けて管理する方法が有効です。

環境設定ファイルにも注意

また、環境設定ファイル「jw_win.jwf」を使っている場合は、意図しない設定が毎回読み込まれている可能性もあります。

前のパソコンからJWWフォルダを丸ごとコピーした環境や、職場で共通設定を使っている環境では、基本設定を変更しても次回起動時に元に戻ってしまうことがあります。

その場合は、環境設定ファイルの内容や読み込み状況を確認して、必要に応じてファイル名を変更して一時的に無効化する方法もあります。

設定変更は少しずつ

設定を変えるときは、いきなり大きく変えるのではなく、今の設定をメモしてから少しずつ調整するのがおすすめです。

特に会社のパソコンや、複数の人が同じ設定を使っている環境では、勝手に設定ファイルを削除すると作図ルールに影響する場合があります。

まずはアンドゥ回数を現実的な範囲に抑えて、保存の工夫で補う方針にすると、使いやすさと安定性のバランスが取りやすくなります。

4. 図面とパソコンを軽くして再発を防ごう

図面データを軽くしよう

「メモリが不足」系のエラーを根本的に減らすには、Jw_cadの設定だけでなく、**図面データそのものを軽くする**ことが重要です。

高解像度の写真、スキャンした画像、PDFから変換した下図、大量のハッチング、細かすぎる曲線、他のCADから変換したDXFデータなどは、見た目以上に負荷がかかります。

特に画像を貼り付けた図面はファイルサイズが大きくなりやすく、保存や拡大縮小のたびに処理が重くなることがあります。

不要なものを整理しよう

図面を軽くするためには、次のような整理をしてみましょう。

– 使っていないレイヤや図形を削除する
– 重複している線を消す
– 細かすぎる補助線を整理する

他のCADから受け取ったデータは、画面上では普通に見えても、極端に短い線分や重複した図形が大量に含まれている場合があります。

必要な範囲だけを新規図面にコピーして保存し直すと、内部的な不要情報が減って、動作が改善することがあります。

特定のファイルだけでエラーが出る場合は、この「新規図面に移す」方法が特に効果的です。

再発防止のチェックリスト

– 画像は貼り付ける前に解像度やサイズを下げる
– 不要なレイヤ、補助線、重複データを削除する
– DXFやDWG変換後の図面は、必要な部分だけ新規JWWに移す
– 作業中はネットワーク保存ではなくローカル保存を基本にする
– 自動保存を有効にして、保存間隔を短すぎない範囲で設定する

Windows側の環境も確認しよう

パソコン側の環境もチェックしておきましょう。

メモリ容量が少ないパソコンで、ブラウザのタブをたくさん開いたままJw_cadを使うと、CADに使える作業領域が不足しやすくなります。

タスクマネージャーでメモリの使用率を確認して、使っていない常駐アプリやスタートアップアプリを減らすだけでも安定することがあります。

Cドライブの空き容量が極端に少ない場合も、一時ファイルの作成や保存処理が不安定になりやすいので、不要なファイルを削除したり、ストレージを整理したりしてください。

ハードウェアの改善も効果的だけど…

Jw_cadは軽快に動くCADとして知られていますが、どんなに高性能なパソコンでも、重すぎる図面や不安定な保存先を使えばエラーは起こります。

メモリを16GB以上に増やしたり、HDDをSSDに交換したり、標準的なWindowsパソコンを使ったりといったハード面の改善は確かに効果的です。

でも、それだけで完全に解決するとは限りません。

まとめ:運用の工夫が一番の解決策

Jw_cadの「アンドゥバッファがいっぱいです」「メモリが不足しています」というエラーを減らすには、次のような運用の工夫が最も現実的で効果的です。

– アンドゥ回数を適正な範囲に設定する
– 図面データを定期的に整理する
– ローカル保存を基本にする
– こまめに別名保存する習慣をつける
– 画像やデータは軽くしてから使う

これらを組み合わせることで、エラーの発生を大幅に減らすことができます。

エラーが出ても慌てず、まずは保存を確保して、少しずつ環境を改善していきましょう!


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