Jw_cadの寸法線の書き方をお探しですね。
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Jw_cadで寸法線をきれいに入れるコツ──文字サイズ・引き出し線・矢印の調整まで丁寧に解説
Jw_cadで図面を仕上げるとき、寸法線はただ長さを示すだけのものではありません。
文字が小さすぎて読みにくかったり、引き出し線の位置がバラバラだったり、矢印が妙に大きすぎたり……そんな細かい違和感が、図面全体の見やすさを大きく左右します。
この記事では、Jw_cadで寸法線を入れる基本的な流れから、文字の大きさ調整、引き出し線の位置合わせ、端部や色の設定まで、順を追って分かりやすく解説していきます。
初めて寸法を扱う方でも、ひとつずつ確認しながら進められる内容です。
まずは基本──Jw_cadで寸法線を入れる手順
Jw_cadで寸法線を作図するには、画面左側の作図ツールバーから「寸法」を選ぶか、上のメニューから「作図」→「寸法」と進みます。
寸法コマンドを実行すると、画面上部のコントロールバーに寸法に関する設定項目がずらりと並びます。
基本的な直線寸法を入れる流れは次のとおりです。
1. **引き出し線の始点をクリック**して、寸法線を置きたい位置を決める
2. **寸法線の位置をクリック**して、寸法値を表示する高さを決める
3. **寸法の始点と終点を順にクリック**すると、寸法線・引き出し線・寸法値が自動で作図される
ここで覚えておきたいのが、**左クリックと右クリックの使い分け**です。
左クリックは画面上の任意の位置を指定するとき、右クリックは線の端点や交点などを正確に拾いたいときに使います。
正確な寸法を入れたいなら、右クリックで読取点を指定するのが基本です。
寸法を連続して入れたいときは、最初に寸法線の位置を決めたあと、始点と終点の指定を繰り返すだけでOK。
同じ高さにそろった寸法線が次々と作図できます。
途中で寸法線の位置を変えたくなったら、コントロールバーの「リセット」を押せば、最初から位置を指定し直せます。
斜めの部材に沿った寸法を入れたいときは、コントロールバーの「傾き」に角度を入力します。
たとえば左回りに30度傾けたいなら「30」、右回りなら「-30」と入力すれば、図形の向きに合わせた寸法線が引けます。
まずは水平・垂直の寸法で操作に慣れてから、角度付きや連続寸法に進むとスムーズです。
寸法設定で文字の大きさ・色・矢印を整える
寸法線を入れる前に、ぜひ確認しておきたいのが**「寸法設定」**です。
メニューバーの「設定」→「寸法設定」を開くか、寸法コマンド実行中にコントロールバーの「設定」ボタンを押すと、寸法に関する詳しい設定画面が表示されます。
ここでは次のような項目を調整できます。
– 寸法値に使う**文字種類**
– 寸法線・引き出し線・矢印の**色**
– 端部の**形状**(矢印・黒丸など)
– 引き出し線の**間隔**
特に重要なのが、**寸法値の文字サイズ**です。
画面上では読めても、A3やA4に印刷すると小さすぎて読みにくい……というのはよくある失敗です。
完成時の用紙サイズを意識して、少し大きめに設定しておくと安心です。
これから作図する寸法の文字サイズを変える方法
寸法設定の「文字種類」を確認して、メニューバーの「設定」→「基本設定」→「文字」タブで、該当する文字種の幅と高さを調整します。
この設定は、これから作図する寸法すべてに反映されます。
すでに作図した寸法の文字サイズを一括変更する方法
既存の寸法値をまとめて変えたいときは、次の手順で進めます。
1. 「範囲」コマンドで寸法値を含む範囲を選択
2. 終点を**右クリック**で確定(左クリックだと文字が選ばれないことがある)
3. 「属性変更」→「書込【文字種類】に変更」で、任意のサイズや文字種を指定
範囲選択のときに終点を右クリックするのがポイントです。
左クリックで確定すると、文字が選択対象に含まれず、変更できないことがあります。
矢印や黒丸の大きさを変える
寸法線の端部(矢印や黒丸)も、図面の印象を大きく左右します。
寸法コマンド実行中に「端部」ボタンを押すと、矢印、逆向き矢印、黒丸などに切り替えられます。
矢印の大きさを変えたいときは、寸法設定の「長さ」の値を調整します。
ただし、作図画面で見える矢印の大きさは**縮尺の影響を受ける**ため、同じ設定値でも縮尺によって見た目が変わることがあります。
黒丸の大きさは、「設定」→「基本設定」→「色・画面」タブの「点半径」で調整します。
この設定は寸法端部の黒丸だけでなく、点オブジェクト全般に影響するので、図面全体のバランスを見ながら変更しましょう。
引き出し線の位置をきれいにそろえるコツ
Jw_cadの寸法線で意外とつまずきやすいのが、**引き出し線と寸法線の位置関係**です。
コントロールバーには「=」「=(1)」「=(2)」「―」といったボタンがあり、引き出し線の出し方を切り替えられます。
– **「=」**:引き出し線の始点と終点を自由に指定できる。
任意の位置に寸法線を置きたいときに便利
– **「=(1)」「=(2)」**:指定した点から設定値だけ離した位置に、自動で引き出し線や寸法線を作図
– **「―」**:寸法線の位置を指定すると、引き出し線は設定値に従って自動配置。
一定間隔でそろえたいときに最適
引き出し線をきれいにそろえるには、**最初に寸法線を置く基準位置を決めて、同じ方向の寸法は同じ操作方法で連続作図する**のがポイントです。
たとえば建築平面図で外周寸法、柱芯寸法、開口寸法を入れるとき、それぞれの寸法線の離れをそろえておくと、図面全体がすっきり読みやすくなります。
寸法設定で引き出し線の離れや寸法線間隔をあらかじめ決めておけば、クリック位置のばらつきによるズレを減らせます。
もし寸法線を作図したあとに「文字が図形に重なる」「引き出し線が長すぎる」と感じたら、無理にその場で調整するより、基準となる寸法線を決めてから連続寸法で整えるほうが、結果的に修正しやすくなります。
引き出し線の角度も調整できる
通常の建築図や機械図では、寸法線と引き出し線を直交させるのが基本ですが、狭い部分や注記が密集する場所では、角度を付けて寸法値を見やすい位置へ逃がすこともあります。
コントロールバーで引き出し線の角度を「0度」「30度」「45度」「-45度」「-30度」などに切り替えられますが、多用すると図面が散らかって見えるので、同じ図面内ではルールを統一するのがおすすめです。
寸法線は正確さだけでなく、**誰が見ても迷わず読める配置**にすることが大切です。
寸法線を効率よく編集するための便利な使い方
Jw_cadの寸法線を効率よく扱うには、**「寸法図形」として作図するかどうか**を意識しておくと便利です。
寸法設定には「寸法線と値を寸法図形にする」といった項目があり、これを有効にしておくと、寸法線と寸法値が関連付けられた状態で扱いやすくなります。
寸法図形として作図された寸法は、図形の変更に合わせた編集がしやすく、寸法値だけが孤立してしまうトラブルを防げます。
ただし、属性変更や線色変更を行うときには、通常の線や文字とは扱いが異なる場合があります。
既存図面を編集するときは、寸法が通常の文字・線として分解されているのか、寸法図形として保持されているのかを確認してから作業すると安心です。
寸法線の色を変えるときの注意点
寸法の色を変えたいとき、通常の線属性で変更しようとしてもうまくいかないことがあります。
これは、寸法線の色が**寸法設定で管理されている**ためです。
– **寸法線・引き出し線・矢印の色**:寸法設定内の色番号で指定
– **寸法値の文字色**:寸法設定で指定されている文字種類に割り当てられた色が反映される
文字色を変えたいときは、「基本設定」→「文字」タブで、該当する文字種の色番号を変更します。
線色と文字色の設定場所が異なるため、「線属性を変えたのに寸法の色が変わらない」と感じたら、寸法設定と文字設定の両方を確認してみてください。
大量の寸法を入れるなら「一括処理」が便利
寸法を大量に入れる図面では、**一括処理**も活用できます。
寸法線の位置を指定したあとに一括処理を使うと、指定した範囲内の複数の線に対して、寸法をまとめて作成できます。
通り芯や柱間、等間隔の部材など、同じ方向に並んだ寸法をまとめて入れる場面では、クリック回数を大きく減らせて効率的です。
ただし、一括処理は対象線の拾い方や範囲指定によって結果が変わるため、最初は小さな範囲で試して、意図した寸法が作図されることを確認してから広い範囲に使うと失敗が少なくなります。
まとめ──寸法線は図面の品質を決める大事な要素
寸法線の書き方、文字の大きさ変更、引き出し線の位置調整を一通り理解しておけば、Jw_cadでの図面作成はぐっと正確で読みやすいものになります。
寸法は「最後に入れるもの」と考えがちですが、実は**図面全体の品質を決める重要な要素**です。
作図ルールを決めて、丁寧に整えることで、誰が見ても分かりやすい図面に仕上がります。
この記事を参考に、ぜひ自分なりの寸法設定を見つけてみてください。